外国語教育メディア学会 中部支部 高等教育研究部会 第3回例会 プログラム
外国語教育メディア学会中部支部 高等教育研究部会は3月23日(土)に次のスケジュールで第3回例会を開催します。参加費無料、事前連絡不要です。なお、今回は招待講演として吉川りさ先生(豊橋技術科学大学)に博士論文に基づく内容のご講演をいただきます。ぜひご参加ください。
日時:2019年3月23日(土)14時30分~17時00分
場所:名古屋学院大学 名古屋キャンパスしろとり 曙館6階606
連絡先:部会長 天野修一 shamano[at]hiroshima-u.ac.jp ([at]を@に変えてください)
スケジュール(当日、入口や会場がわからないときは部会長の twitterアカウント をご覧ください)
14:30~14:35 開会の挨拶および趣旨説明
天野修一(広島大学)
14:35~14:40 準備
14:40~15:15 萌芽発表 産出的語彙学習が第二言語における新出語彙の獲得に与える効果
寺井雅人(名古屋大学大学院生)
15:15~15:20 準備
15:20~15:50 萌芽発表 L1・L2における比喩理解プロセス―比喩理解モデルの構築―
生田美希(名古屋大学大学院生)
15:50~16:00 休憩および準備
16:00~17:00 招待講演 第二言語での読解に有用な能力と個人差によって異なる読解プロセス
吉川りさ(豊橋技術科学大学)
概要:英語で書かれた文を理解するためには、当該言語に関するさまざまな技能や知識が必要となります。講演者はこれまでに英文読解には「どのような」力が必要となるのか、そしてそもそも私たち英語学習者は「どのように」英文を読んでいるかという課題を解決するため研究に取り組んできました。とりわけ、活字情報を処理・理解するために必要となる正書法(綴り)情報や音韻情報の処理に着目し、読み手によって異なる能力の違い、そしてその違いによって生じる読解プロセスの違いを調べています。本講演では、講演者の博士論文の内容を基に、第二言語として英文を読む際の日本人英語学習者の読解プロセス、および読解構成技能についての研究成果を紹介したいと思います。また、これまでの研究から得られた知見により、第二言語における読解研究および英語教育にどのような示唆を与えることが可能かについて述べたいと思います。
17:00 閉会の挨拶
川口勇作(愛知学院大学)