2019年3月23日(土)に開催されるLET中部支部高等教育研究部会第3回例会での発表者を募集します。募集は数件です。応募件数によっては締め切り日よりも前に募集を打ち切る可能性もありますのでご注意ください。発表カテゴリーについては こちら をご覧ください。なお、今回は招待講演として吉川りさ先生(豊橋技術科学大学)に博士論文に基づく内容の講演をお願いすることができました。ぜひご参加ください。
外国語教育メディア学会 中部支部 高等教育研究部会 第3回例会
日時:2019年3月23日(土)14時から17時(予定、発表件数に応じて若干変動の可能性あり)
会場:名古屋学院大学 名古屋キャンパス 白鳥学舎
申し込み締め切り:2月22日(金)
【発表資格】
LET会員であること(所属支部は問いません)。
LET未入会の方が発表を希望される場合には、先に本部サイト http://j-let.org/ の「入会のご案内」にて会員登録をしてください。
「研究発表」「実践報告」のカテゴリーでの発表者にはLET中部支部紀要への投稿権が発生します(ただし、中部支部の会員に限ります)。
発表をご希望の方は、以下の項目を記入して部会長宛てにメールしてください。メールの件名は「研究部会発表希望」としてください。
(1) 発表代表者氏名
(2) 発表代表者の会員番号
(3) 発表代表者の所属、LET所属支部、電話番号、メールアドレス
(4) 共同発表者の氏名、所属、LET所属支部
(5) 発表題目(メインタイトル、サブタイトルそれぞれ全角30字以内)
(6) 発表カテゴリー(研究発表、実践報告、萌芽発表、論文紹介の中から当てはまるものを一つ選択)
(7) 題目等の公開への同意(プログラムの一部として公式ブログに氏名、所属、題目を掲載する予定です)
なお、発表後の一週間以内をめどに発表概要(400字程度)をご提出いただきますので、ご了承ください。
招待講演
講演者:吉川りさ(豊橋技術科学大学)
タイトル:第二言語での読解に有用な能力と個人差によって異なる読解プロセス
概要:英語で書かれた文を理解するためには、当該言語に関するさまざまな技能や知識が必要となります。講演者はこれまでに英文読解には「どのような」力が必要となるのか、そしてそもそも私たち英語学習者は「どのように」英文を読んでいるかという課題を解決するため研究に取り組んできました。とりわけ、活字情報を処理・理解するために必要となる正書法(綴り)情報や音韻情報の処理に着目し、読み手によって異なる能力の違い、そしてその違いによって生じる読解プロセスの違いを調べています。本講演では、講演者の博士論文の内容を基に、第二言語として英文を読む際の日本人英語学習者の読解プロセス、および読解構成技能についての研究成果を紹介したいと思います。また、これまでの研究から得られた知見により、第二言語における読解研究および英語教育にどのような示唆を与えることが可能かについて述べたいと思います。
部会長連絡先
天野修一(広島大学)
shamano[at]hiroshima-u.ac.jp ([at]を@に変えてください)